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執筆者の写真石井 規仁

土台











家づくりでまず大事になってくるのは

上屋を支える土台

基礎と言われる部分である。

また、会社組織の中でも縁の下の力持ち的な人は

非常に重要なものであると考える。


これを身体にたとえると

言わずもがな下半身ということになってくる。


年齢を重ねてくると脚が弱ってくる。

そのような話を人づてにきいても

若い頃は想像もしない。

そうなってみてわかることが身体と長年付き合ってくると表出してくるものです。


腰や足は身体全ての体重を支えるまでの骨や筋力が詰まっている。

血液の約7割が集まっているそうで

第二の心臓といわれるふくらはぎがその血液を心臓や上半身に送り込む。


トレーニングで筋力を強化することもよいが

歳を重ねての急激な筋力強化は負担がかかかるように思われるので

畑にタネを撒く前に耕すように

下半身を休息させて元々備わっていた骨格の位置と筋肉に柔らかさを思い出してもらう。

その上でウォーキングや体操などを取り入れて適度な筋力をつけてみるのが良さそうだ。


腰椎、骨盤が柔らかくなればお腹にも広がりが出る。しっかり可動すれば上半身との連携もあがる。

全身の気力も向上してゆくように思う。


以前施術をうけてどこまでも歩いて行きたくなるような感覚になったことがある。

子供が飛んで回って動くのはその好奇心の他にしなやかでさびつきのない

身体の健やかさもあるのだろうなと思ったことがある。


きっと、歩くことが楽しくなる。



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