もちろんセラピストからしてみれば
クライアントの不調な部分が改善してくれることを考え行動するわけです。
この辺りにあなたの身体にとって快適で良さそうなものがあるよ、と導いてゆくことをするわけです。
たとえば
テレビのチャンネルでいうと
私は1chしか見ないと言う人に
4chのこちらの番組面白いですよと問いかけて、そうなの?見てみる、こっちもいいね!
などと意識をそちらに向けてみてもらったり
または
私の大好きな中華はココでしか食べないという人に
ここの店のこの料理美味しいから一緒に行こうと誘って、あら、ここもいいわね
なんて思ってもらうようなものです。
ですが施術を受けて
長いこと生活をしていると
知らずのうちにまた、
1chばかりみていたり
同じ店の中華ばかりを食べてしまうことがある。 クライアント自身の意識と気づきというものがとても重要な部分を占めている、気づいてもらうことでそこに新たな回路が生まれ意識が流れ込んでいく感じ。
これを身体に置き換えると、スペースが生まれたり、気づいた部分の組織が柔らかさを持つ、だったり、痛みがリリースされるような現象につながる。
巷によくある
治すのは医者でなく自身の身体だ
というのはその通りで(無論セラピストとしての探求、的確さ、知識を持つというのは前提として)
例えば大病を克服した方が
過去と同じ生活をしないように心がけるもので
大きな気づきが今という自分に変化をあたえる
(というと変化にフォーカスが当たってしまいがちだが、すべてを変える必要はなく別のチャンネルに快適さがあるんだなぁちょっとそっちもいいんじゃないわたしよ みたいなもので)
過去から未来へ同じ軸に自分を置きすぎない
自分が固定してしまっている
身体、意識に関して観察を続け、少しづつ自分にとっての快適さと言う部分はどこなのかを知ると日々の生活が楽しくなる。
そんな心持ちでセッションをしている。
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